ベナンの都市間輸送手段は、タクシー、バス、鉄道、空路の4種類。2008年に、国内航空路線の運行が再開された。
タクシーと言っても、日本のような個人タクシーではない。普通乗用車やワゴン車(ミニバスと言う人もいる)に、定員よりも少し多い人数(客)を乗せて、都市間を往来する。途中で乗客をひらうこともあるので、そのたびに停車し、所要時間が長くなることがある。料金は交渉制だが、主要都市間は、だいたい値段が決められている。荷物が多いと、追加料金がかかることもある。一般的に、乗用車タイプよりワゴン車タイプのほうが、運賃は安いが時間がかかる。
タクシーの乗り場は、町の中心部にあることが多い。ホテルの人に尋ねれば、色々な情報を教えてくれる。
なお、西アフリカのタクシーは、助手席に2名、中央や後ろの席に4~5名の乗客を乗せるので、非常に窮屈である。長時間のタクシーでの移動はかなり疲れるので、注意しておきたい。
コトヌーから、パラク、または、ナティティングに向かう場合、Confort Lines と、Benin Route の2社が大型の高速バスを運行している。
Confort Lines は、毎日7時発、パラク行きとナティティング行きのバスを運行。パラクまで所要約7時間。5500CFA。パラク発、コトヌー行きのバスは、毎朝8時に出発する。なお、月曜日と火曜日以外、コトヌー9時半発のパラク行きと、パラク発10時のコトヌー行きの便もある。
ナティティングまでは、所要9~10時間。7500CFA。ナティティング発、コトヌー行きのバスは、毎朝7時に出発。いずれのバスもセント・リタ(Saint Rita)の事務所で予約することができる。
Benin Route も同じ路線を、毎日1便ずつ運行している。コトヌー発6:45、パラクまで所要約7時間。5500CFA。ナティティングまで所要約9~10時間。7000CFA。パラク発コトヌー行きのバスは、7時半に発車。ナティティングは7時に発車。Benin Route も予約することができる。
両社とも運賃やダイヤが変更されることがあるので、予約・乗車前に入念に確認したほうがよい。
ベナン・ニジェール共同鉄道交通機構公社(OCBN; Organization Commune Benin Niger)が、コトヌーからボイコン、ダサズメ、サベ、パラクへ鉄道を運行している。全区間の所要時間は、10~12時間。始発駅の発車時刻は以下の表を参照に。車内にトイレ設備あり。ドリンク類の車内販売もあるほか、停車駅に必ず売り子がいるので、食べ物を調達するのに困ることはない。
公共交通機関が十分に整備されていないため、時間のない人やより快適な旅をしたい人には、レンタカーを利用するのも一考である。ベナンのレンタカーは、車を借りた際にドライバーを雇うことが基本になっている。コトヌー市内には、レンタカー会社のオフィスがいくつかあるので、あたってみるとよい。ただし、窓口でのやり取りや料金表などがフランス語になっていることと、1日あたりの目安の料金がだいたい1万円くらいとなり、小人数だと高くつく。
2008年から、コトヌー~パラク間の国内航空路線が再開された。Cotairが週4便運行しており、運賃は片道55,000CFA、往復98,700CFA。12歳以下は半額。17人乗りの小型機による運行で、一人当たりの荷物の重量制限は15キロまでとなっている。15キロを超える場合は、1キロ毎に1000CFAの追加料金が必要。出発1時間前から15分前の間に、搭乗手続きを完了しておく必要がある。
なお、Cotairは搭乗48時間前までにリコンファーム(予約再確認)が必要なので、忘れないように。
予約、問い合わせは、以下の営業所まで。
| コトヌー発 | パラク着/発 | コトヌー着 | 運行曜日 |
|---|---|---|---|
| 07:00 | 08:15/09:00 | 10:15 | 月・水 |
| 15:00 | 16:15/17:00 | 18:15 | 金・日 |
各都市内の市民の足は、バイクタクシー。ゼミジャンとも呼ばれている。原動機付自転車や普通二輪車に、後部座席をつけて、町中を走っている。運転手はユニフォームを着ており、コトヌーは黄色、ボイコン・アボメーは紫色など、各都市によって色が異なる。運賃は、初乗りが100CFAで、距離に応じて運賃が上がっていく。深夜や休日は割り増運賃となる。なお、運賃は乗車前に必ず値段交渉をすること。最近は原油高の影響もあり、値段交渉をしてもあまり下げてくれない。深夜や休日で無い限り、ぼられることは少ない。