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Dec 22, 2006

日本―ベナン相互協力 日本人2名がベナン共和国国歌を歌う (2006/12)

 12月初め、たけし日本語学校日本語教師の2名が、ベナンのウェブニュース、La Citadelle(ラ・スィタデル)の写真に掲載されました。本文がフランス語なので、日本語に翻訳、修正し、本文のみ掲載します。

掲載されたウェブサイトはこちら
http://www.beninhuzu.org/spip.php?article378

(訳)

 エヴェリン・ソスウント・カネオ(Evelyne SOSSOUHOUNTO KANEHO)初等・中等教育大臣が来賓客2名を招いた。野村秀美さん、成田友香里さんで、IFE財団で働いている日本語教師である。IFE財団の仲介で、財団秘書のジョジアン・ポヌ(Josiane PONOU)さんと、学習者代表のシモン・コブラ(Simone KORBLAH)さんと同行した。

 この2人の日本人はベナンの若者に日本語を教えている。彼女らは大臣に、日本人代表団が1週間の滞在予定で12月10日ベナンを訪問することを報告した。滞在期間中、日本人代表団は、学用品の寄付を行い、ベナン北部の学校を訪問する予定である。それら北部の学校施設は、日本の協力によって建設されたものである。

 大臣を訪問した彼女らは、この機会を利用して、国旗掲揚の式典に参加。ベナン共和国国歌「新時代の夜明け(L’Aube Nouvelle)」を日本人2名が斉唱したことは、出席者を驚かせた。

 この2人の日本人の振る舞いは、国旗に敬礼することを嫌がる一部のベナン人にとって公的精神の規範となるものである。IFE財団は、初等・中等教育省と協力しながら、ベナン-日本間の交流を強化することを主軸とする社会的特色を持っている。交流を強化していく内容は、2国で話されている言語の相互実習、学生への奨学金交付、サバロウ(Savalou)の農地における学校建設や井戸掘り、資金調達、そして孤児を養うための収入活用といったところである。

(訳:山瀬靖弘)

報道の自由度、ベナン23位、ナミビア26位 (2006/10)

 ジャーナリストを守るNGOの「国境なき記者団(本部、パリ)」が今月発表した「報道の自由度指数」で、ベナンが23位となり、アフリカで最も報道しやすい国と評価した。アフリカ内2位と3位はそれぞれ、ナミビア(全体で26位)、モーリシャス(全体で32位)だった。04年の指数では、南アフリカが26位で、アフリカ内1位。ベナンはその次の27位、アフリカ内で2位だった。05年では、ナミビア、キプロスと並んで25位。ナミビアと並んでアフリカ内1位だった。

 また、今年はガーナの順位が、昨年66位から34位と飛躍的に上昇した。ガーナメディアに対する経済状況は依然として困難な状態にあるものの、他の権力者や権威集団からの危険にさらされなくなったことを評価している。

 ちなみにこの指数で、日本は51位、アメリカは53位、ロシアは147位と、主要先進国の中で報道しにくい3ヶ国となった。

 さらに、エリトリア(166位、アフリカで最下位)、トルクメニスタン(167位)、北朝鮮(168位、全体で最下位)がワースト3とされた。エリトリアは、5年以上無実の罪で投獄されたジャーナリストが数名いたことが、トルクメニスタンは、ニャゾフ大統領に対する批判的な報道を抑圧したことが、北朝鮮は、金正日総書記が継続してメディアをコントロールしていることが、それぞれこのような順位になった要因とされている。

 詳しくは、http://www.rsf.org を。(フランス語、英語、スペイン語)

Country Score
1 Finland フィンランド 0,50
- Iceland アイスランド 0,50
- Ireland アイルランド 0,50
- Netherlands オランダ 0,50
5 Czech Republic チェコ 0,75
6 Estonia エストニア 2,00
- Norway ノルウェー 2,00
8 Slovakia スロバキア 2,50
- Switzerland スイス 2,50
10 Hungary ハンガリー 3,00
- Latvia ラトビア 3,00
- Portugal ポルトガル 3,00
- Slovenia スロベニア 3,00
14 Belgium ベルギー 4,00
- Sweden スウェーデン 4,00
16 Austria オーストリア 4,50
- Bolivia ボリビア 4,50
- Canada カナダ 4,50
19 Bosnia and Herzegovina ボスニア・ヘルツェゴビナ 5,00
- Denmark デンマーク 5,00
- New-Zealand ニュージーランド 5,00
- Trinidad and Tobago トリニダード・トバゴ 5,00
23 Benin ベナン(1) 5,50
- Germany ドイツ 5,50
- Jamaica ジャマイカ 5,50
26 Namibia ナミビア(2) 6,00
27 Lithuania リトアニア 6,50
- United Kingdom イギリス 6,50
29 Costa Rica コスタリカ 6,67
30 Cyprus キプロス 7,50
31 South Korea 韓国 7,75
32 Greece ギリシャ 8,00
- Mauritius モーリシャス(3) 8,00
34 Ghana ガーナ(4) 8,50
35 Australia オーストラリア 9,00
- Bulgaria ブルガリア 9,00
- France フランス 9,00
- Mali マリ(5) 9,00
39 Panama パナマ 9,50
40 Italy イタリア 9,90
41 El Salvador エルサルバドル 10,00
- Spain スペイン 10,00
43 Taiwan 台湾 10,50
44 South Africa 南アフリカ共和国(6) 11,25
45 Cape Verde カーボベルデ(7) 11,50
- Macedonia マケドニア 11,50
- Mozambique モザンビーク(7) 11,50
- Serbia and Montenegro セルビア・モンテネグロ 11,50
49 Chile チリ 11,63
50 Israel イスラエル 12,00
51 Japan 日本 12,50
52 Dominican Republic ドミニカ共和国 12,75
53 Botswana ボツワナ(9) 13,00
- Croatia クロアチア 13,00
- Tonga トンガ 13,00
- United States of America アメリカ合衆国 13,00
57 Uruguay ウルグアイ 13,75
58 Fiji フィジー 14,00
- Hong-Kong 香港 14,00
- Poland ポーランド 14,00
- Romania ルーマニア 14,00
62 Central African Republic 中央アフリカ共和国(10) 14,50
- Cyprus (North) 北キプロス 14,50
- Guinea-Bissau ギニアビサウ(10) 14,50
- Honduras ホンジュラス 14,50
66 Madagascar マダガスカル(12) 15,00
- Togo トーゴ(12) 15,00
68 Ecuador エクアドル 15,25
69 Nicaragua ニカラグア 15,50
70 Burkina Faso ブルキナファソ(14) 16,00
- Kosovo コソボ 16,00
- Lesotho レソト(14) 16,00
73 Congo コンゴ(共和国)(16) 17,00
- Kuwait クウェート 17,00
75 Brazil ブラジル 17,17
76 Argentina アルゼンチン 17,30
77 Mauritania モーリタニア(17) 17,50
- Senegal セネガル(17) 17,50
- United Arab Emirates アラブ首長国連邦 17,50
80 Albania アルバニア 18,00
- Qatar カタール 18,00
82 Paraguay パラグアイ 18,25
83 Timor-Leste 東ティモール 18,50
84 Liberia リベリア(19) 19,00
85 Moldova モルドバ 19,17
86 Mongolia モンゴル 19,25
87 Haiti ハイチ 19,50
88 Tanzania タンザニア(20) 19,82
89 Georgia グルジア 21,00
90 Guatemala グアテマラ 21,25
91 Angola アンゴラ(21) 21,50
92 Malaysia マレーシア 22,25
93 Comoros コモロ(22) 22,50
- Zambia ザンビア(22) 22,50
95 Niger ニジェール(24) 24,50
- Seychelles セイシェル(24) 24,50
97 Morocco モロッコ(26) 24,83
98 Bhutan ブータン 25,00
- Côte d’Ivoire コートジボワール(27) 25,00
- Turkey トルコ 25,00
101 Armenia アルメニア 25,50
- Malawi マラウィ(28) 25,50
103 Indonesia インドネシア 26,00
- Sierra Leone シエラレオネ(29) 26,00
105 India インド 26,50
- Ukraine ウクライナ 26,50
107 Lebanon レバノン 27,00
108 Cambodia カンボジア 27,25
109 Guinea ギニア(30) 27,50
- Jordan ヨルダン 27,50
111 Bahrein バーレーン 28,00
112 Cameroon カメルーン(31) 28,25
- Peru ペルー 28,25
114 Gabon ガボン(32) 28,50
115 Venezuela ベネズエラ 29,00
116 Uganda ウガンダ(33) 29,83
117 Tajikistan タジキスタン 30,00
118 Kenya ケニア(34) 30,25
119 United States of America (extra-territorial)アメリカ(海外領土) 31,50
120 Nigeria ナイジェリア(35) 32,23
121 Djibouti ジブチ(36) 33,00
122 Thailand タイ 33,50
123 Kyrgyzstan キルギス 34,00
124 Chad チャド(37) 35,50
125 Burundi ブルンジ(38) 39,83
126 Algeria アルジェリア(39) 40,00
127 Swaziland スワジランド(40) 40,50
128 Kazakhstan カザフスタン 41,00
- Rwanda ルワンダ(41) 41,00
130 Afghanistan アフガニスタン 44,25
131 Colombia コロンビア 44,75
132 Mexico メキシコ 45,83
133 Egypt エジプト(42) 46,25
134 Palestinian Authority パレスチナ 46,75
135 Azerbaijan アゼルバイジャン 47,00
- Israel (extra-territorial) イスラエル 47,00
137 Bangladesh バングラデシュ 48,00
- Equatorial Guinea 赤道ギニア(43) 48,00
139 Sudan スーダン(44) 48,13
140 Zimbabwe ジンバブエ(45) 50,00
141 Sri Lanka スリランカ 50,75
142 Democratic Republic of Congo コンゴ民主共和国(46) 51,00
- Philippines フィリピン 51,00
144 Maldives モルディブ 51,25
- Somalia ソマリア(47) 51,25
146 Singapore シンガポール 51,50
147 Russia ロシア 52,50
148 Tunisia チュニジア(48) 53,75
149 Gambia ガンビア(49) 54,00
- Yemen イエメン 54,00
151 Belarus ベラルーシ 57,00
152 Libya リビア(50) 62,50
153 Syria シリア 63,00
154 Iraq イラク 66,83
155 Vietnam ベトナム 67,25
156 Laos ラオス 67,50
157 Pakistan パキスタン 70,33
158 Uzbekistan ウズベキスタン 71,00
159 Nepal ネパール 73,50
160 Ethiopia エチオピア(51) 75,00
161 Saudi Arabia サウジアラビア 76,00
162 Iran イラン 90,88
163 China 中国 94,00
164 Burma ミャンマー 94,75
165 Cuba キューバ 95,00
166 Eritrea エリトリア(52) 97,50
167 Turkmenistan トルクメニスタン 98,50
168 North Korea 北朝鮮 109,00
  • アフリカ諸国左の(カッコ)内の数字は、アフリカ諸国内での自由度指数
  • サントメ・プリンシペはこのランキングには示されていない

参考ウェブサイト

アフリカのニュースを掲載するにあたり

 「アフリカのニュース」といっても範囲が広すぎていろいろあると思います。取り上げる内容もさまざまだと思います。しかしながら、日本のマスコミの多くは、アフリカ関連のニュースのほとんどを、内戦、飢餓、貧困、未開、野蛮などといった言葉に関連するような視点で取り上げることが多いように思います。確かに、統計で見れば、アフリカ地域は世界の中でも内戦や飢餓、貧困は多いのは事実です。だからといって、それ以外の内容を報道しないからというのは、いくら視聴率や協賛の問題があるとはいえ、マスコミとしての機能を十分に果たしていないのではないでしょうか。

 特にテレビに関して申しますと、子供に与えるインパクトはあまりに大きく、テレビで見たものが、イコールアフリカと思ってしまう構造を作っているように感じられます。アフリカには53もの独立国があり、それらの政治形態や社会は、それぞれが似ていながらも違うところが多いものです。にもかかわらず、国の名前をあまり取り上げず、アフリカというひとくくりの中に、ある種日本が文明国で、テレビで取り上げたアフリカの国や地域が野蛮な後進国であるという、一元的な印象を与えているようにしか思えません。

 さらに問題なのは、義務教育や高等学校などでのアフリカに対する教え方です。ご存知のとおり、アフリカが教科書に登場する分量は、ほかのアジアや欧米のものよりもわずかで、概要的な内容が多いものと思います。内容自体も、南アフリカのアパルトヘイト、各種地下資源、砂漠化や貧困といったトピックが多いものでしょう。歴史に関しても、本格的に登場するのは奴隷貿易が始まった16世紀からであり、それまでの歴史情報は決して充実したものとはいえないでしょう。そのような背景で勉強してきた先生方が現に今アフリカに関して教えているのですから、先生方もアフリカについて偏った知識しかもってなく、それで生徒に教えるというのですから、充実したアフリカ教育は不可能だと思います。現に私がお世話になった先生方も、アフリカ諸国の国の名前、例えばブルキナファソを知らない先生がいたりするものです。

 そこで、IFEのホームページ上では、これらマスコミではあまり取り上げられないアフリカ諸国のニュースを、それも明るく、専門家やアフリカ好きの方しか知らないようなマニアック物を取り上げていきたいと思っております。一元的な日本人の持っているアフリカのイメージを、IFEのホームページから二元的、三元的になっていき、日本とアフリカ諸国の文化交流のきっかけになれば、この目的は達成したといえるでしょう。

 これからアフリカに対して、政府や民間企業が投資していく機会が増えていくでしょう。最近は韓国や中国がエネルギー資源の採掘権などの分野でアフリカ諸国に参入していくこともあって、ますますアフリカに対する知識・関心は増えていくことと思います。

(文責:山瀬靖弘)