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Aug 31, 2008

北京五輪開催 - ベナンの選手の結果

 8月8日から25日まで北京オリンピックが開催され、ベナンからも5選手が水泳、陸上、テコンドーに出場した。

 開会式での選手団の入場は、漢字の画数が少ない順番になっていた。ベナンは中国語の漢字で“贝宁”と表す。日本より5つ後の28番目に入場したベナンの選手、および関係者らは、茶色いボンバに金色の帽子をかぶって会場内を行進した。入場行進の様子は、北京オリンピック公式ウェブサイトでも見ることができる。

http://en.beijing2008.cn/ceremonies/photos/openingceremon...

ベナンの5選手の結果

水泳男子50M自由形 アロワ・ダンス(Alois Dansou)選手
アロワ・ダンスは予選第1組に出場。タイムは24.54秒と3選手中で1位だったが、タイムによる総合順位では62位で、上位16名の準決勝枠に入ることができず、予選敗退となった。
水泳女子50M自由形 グロリア・クシウェドゥ(Gloria Koussihouede)選手
グロリア・クシウェドゥは予選第1組に出場。予選でのタイムは4選手中で2位の37.09秒で、タイムによる総合順位では87位。準決勝枠の16位までに入ることができず、予選敗退となった。
陸上男子400M  マテュー・ナリゴ・フスニ(Mathieu Gnanligo Fousseni)選手
昨年の世界陸上大阪大会に出場したマテュー・ナリゴ・フスニは、予選第7組に出場。タイムは47.10秒で8選手中7位に終わり、準決勝進出の条件である上位3位以内に入ることができず、予選敗退となった。
陸上女子200M  ファビエンヌ・フェラーツ(Fabienne Feraez)選手
昨年の世界陸上大阪大会ではレースを棄権したファビエンヌ・フェラーツは、予選第3組に出場。タイムは24.07秒と8人中8位の成績に終わり、2次予選進出の上位4位以内に届かず、予選敗退となった。
テコンドー男子58kg級 M・A・ジャン・モロイゼ・オグジョビ(M A Jean Moloïsé Ogoudjobi)選手
1回戦第3試合に出場したM・A・ジャン・モロイゼ・オグジョビは、タイのチュチャワル・カウラオルと対戦。2-5で敗れ、1回戦敗退となった。

参考資料

Aug 03, 2008

北海道洞爺湖サミット開催 ~サミット初日はアフリカ問題の協議~

 7月7日から9日までの3日間、北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)が開催された。初日の7日はアフリカ問題について協議され、G8(日、露、英、仏、独、伊、米、加)のほか、アルジェリア、セネガル、ガーナ、ナイジェリア、エチオピア、タンザニア、南アフリカのアフリカ7カ国の首脳、アフリカ連合(AU)や欧州連合(EU)の議長、国連事務総長や世銀総裁を含めた拡大対話が行われた。

 拡大対話では、原油・食料価格の高騰といったグローバルな課題、ミレニアム開発目標やジンバブエ情勢について議論が展開された。

原油・食料価格の高騰

 アフリカ各国の元首は、貧富の差が激しい国々において強い衝撃を与え、暴動やストライキなどの社会的混乱が問題になっている原油・食料価格高騰に対し、緊急行動を要求した。特に、農業生産性を向上するよう農業技術の伝達、種もみや肥料の供給支援や灌漑設備などを求める意見が出された。また、原油取引で莫大な利益を上げているとされる投機マネーへの課税の必要性を訴えたが、議長総括において、供給面における生産量と精製量の増加、および需要面におけるエネルギーの多様化と効率改善に向けた更なる努力の重要性を表明するとのステップに留まった。

ミレニアム開発目標

 ミレニアム開発目標達成のため、取り組みを再活性化する。G8が水、教育、保健分野のアフリカ支援を強化するほか、G8保健専門家が感染症との闘いに関する行動原則やとるべき行動を盛り込んだ「洞爺湖行動指針」を提唱した。

※ミレニアム開発目標については、http://www.mofa.go.jp/Mofaj/gaiko/oda/doukou/mdgs.htmlを参照。

ジンバブエ情勢

 野党勢力弾圧が深刻な問題となっている現在のジンバブエ情勢に対して、アフリカ諸国・G8ともに全会一致で非難した。制裁論も出たがアフリカ諸国は慎重気味で、制裁論に関して意見は一致しなかった。

 また福田総理は同日、アルジェリア、ナイジェリア、南アフリカの3カ国の首脳とか会談を行った。特に南アフリカは、いわゆるBRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)の1つを構成する経済大国で、福田総理はムベキ南ア大統領に対し、温室効果ガスの削減を要請した。だがムベキ大統領は、BRICSの他の国々と同様、積極的に削減する態度を示さなかった。

 ナイジェリアのヤラドゥア大統領との会談で、福田総理は原油窃盗団が深刻な問題になっているニジェールデルタの治安改善の必要性について強調した。アルジェリアのブーフリカ大統領は会談で、アフリカの国々は日本の技術や成功のノウハウを知りたいと考えており、アルジェリアも日本との関係を深めたいとの旨を述べた。

参考資料

Aug 02, 2008

スーダンにPKO派遣

 福田首相は6月30日、来日中の潘基文(パン・ギムン)国連事務総長と会談し、現在展開されている国連平和維持活動(PKO: Peace Keeping Operation)のひとつである「国連スーダンミッション(UNMIS: United Nations Mission in the Sudan)」に、自衛隊員を派遣することを正式に表明した。UNMISが展開するスーダンに、内閣府と防衛、外務両省の職員計11人が政府調査団として、7月27日から8月5日まで現地に派遣される。その後2名程度の隊員の派遣が予定されている。アフリカへの自衛隊員の派遣は、1994年のルワンダ難民救済以来となる。

 スーダンでは1983年、北部イスラーム教の勢力と、南部キリスト教および伝統宗教の勢力間で内戦が起こった。実態は宗教対立というよりも、内戦開始以前から存在していた国内の複数勢力の対立、そして諸外国からの干渉が背景にあり、内戦が長期化した原因でもある。2005年に南北包括和平合意(CPA)が締結され、内戦が終了した。UNMISでは、73カ国から約1万人の要因が派遣され、この内戦によって発生した難民の帰還支援や和平合意に向けた関係当事者間の調整などを行っている。スーダンでは、UNMIS以外にも同国西部のダルフール地域で「ダルフール国連・AU合同ミッション(UNAMID)」が展開されてはいるが、南部のほうが治安は安定しているとされている。

 今年はアフリカ開発会議や北海道洞爺湖サミットなど、アフリカ地域が注目される機会が多かった。今回このように自衛隊の派遣を表明したのは、日本がアフリカの平和構築、平和協力のパートナーとして、対アフリカ政策を重視しているという狙いがある。

 翌7月1日の防衛大臣記者会見で、石破防衛大臣は、「(かつてアルカイダなどが拠点を置いていた)スーダンが再び国際テロの温床となることを防ぐということは極めて重要であり、スーダンの安定に向けた国際社会の取り組みに主体的に、積極的にわが国が関与いたしますことは、「テロとの闘い」という観点、ひいてはわが国自身の安全保障の観点から意義のあるものだと考えている。」と述べた。

 なお、今回取り上げたUNMISには、ベナンからも要員が派遣されている。

参考資料