Sep 30, 2007
お便り 23
おいしいコーヒーミルク
今日はKクラスの終了テスト。
なのに・・・ 朝から大雨 そしてすごい風。 教室にも降り込んできて 机も床もベタベタ~。
「今日は みんな来れないから テストなしかな~」と思ってたら 授業の時間の10分前に アゴイさんが ベタベタになりながら 「おはようございますー。」って登場!
その後 ガンセウンさんも 雨の中 教室に駆け込んできた。
外は まだすごい雨と風――。
その後も みんなが「おはようございますー」って教室に入ってきた。 でも外は 暴風雨…。
みんな ベタベタの体を拭きながら 「テストだね~ 勉強した?」なんて話してる。
そして ほうきを持って 教室から水を掃き出し 机を拭くみなさん。。
なんだが 感動・・・。
雨で冷えた体を温めてほしくて コーヒーミルクを作って みんなで飲んだ。
あったかくておいしいな♪ あったかいな~~♡
断り方
Iクラスで 「~ましょうか(申し出)」の文を勉強した。
例えば 暑そうな人に
「水をもってきましょうか?」「仰ぎましょうか?」
重い荷物を 持ってる人に
「持ちましょうか?」「手伝いましょうか?」
など。 これはぜひぜひ みんなに 使ってもらいたい文。
実際に 学習者に調子が悪そうなフリや 困っているフリをしてもらって 練習をした。
アジェさんから 「断るときは どう言いますか?」 と質問が出たので
『いいえ 結構です。』 は 少し強い感じがするので
『いいえ 大丈夫です。ありがとうございます』 のほうがいいですね♪ と答えた。
そしたら マークさんが 「 でも 先生 ダントッパ・マーケット(とても大きい市場)では “手伝いましょうか”と 言われたら ”いいえ、結構です“ と答えてください!」と。 しかも 力強く ハッキリと!(笑)
そして マークさんの指導のもと 「先生が マーケットに買い物に行った」という設定で ク「いいえ 結構です!」と 断り方の練習をした(^^) クタンニさんが どろぼう役♪
マーク先生は 「荷物は もっと こういうふうに 引き寄せて*」と なかなか厳しい (^.^)
役に立つ日がくるだろうか・・・・(笑)
文化クラス。
テーマは「環境」
みなさん ちゃんとベナンの ゴミ について知ってる。
ごみの収集方法は だいたい4通り。
- NPOが 各家庭から ごみを集めて 必要としている会社に売る。(各家庭から 収集費を集める)※ジャパンハウスは この方法(火 木)
- ゴミから エネルギーを作る(自社で出たゴミを再利用)(工場はポルトノボにある)
- カナダの会社。
- 市役所が無料で集めるが 少ないため 全部の家をまわれない。
最初の このNPOは 収集費用も集めて そのゴミも売るなんて 頭がいいな~。
でも ゴミが売れるなんて。。。。
ゴミ箱の中を見ながら
「 じゃあ これってゴミじゃないよな~。」なんて考えてしまった。
授業の後 みんなで ジャパンハウスの前の道のゴミを拾う。
最初は みんなも “少しだけ拾って・・・”って感じだったけど
拾い出したら 次から次に出てくるゴミに ちょっと本気モード。
なかでも多かったのが ビニール袋のゴミ。
土の中に 埋まってしまって なかなか引っこ抜けない・・。
でも うまくいくと “ブワッ” と いっきに引っこ抜けて
さつまいも堀りをしてるようで あっちもこっちも掘り返したくなってくる(^^)
ゴミ拾いで ひと汗かいた後は みんなで おにぎりを食べた☆
いい事した後のご飯はおいしい♪
日本語クラブ
「今日は先生が運転をしてください」と言われたので 私が運転手(司会)。
私の運転が悪かったらしく・・・・
私の「10年後も ボンバ(民族衣装)を着ると思いますか?」という質問から みんなの意見が割れて 日本語そっちのけで討論が始まった。
私も民族衣装を何着か作ったけれど 布の値段は決して安いとは言えず、布を買ってテーラーで衣装をつくるよりも マーケットでUsedの洋服を買ったほうが安いし着やすい。
普段は“洋服”を着て 結婚式や特別な時は“民族衣装”という人も多いと思う(日本と同じよに)
布が高い理由は・・ ベナンは綿花がたくさん採れるけど それを加工する技術がないため
外国に輸出して、布になったものをまた輸入しているので 高くなるらしい。
その布の話しから 「10年後は ベナンにも綿から布を作る会社が出来ているはずだから きっと今より布は安くなります」 という意見が出た。
それに対して「ベナンは綿しか外国に売るものがないから たとえ 綿から布を作る会社をつくっても 綿は 外貨獲得のために 外国に売らなければいけないんだと」という意見。
結局 話しはまとまらないまま この日は終わった。
でも みんなが 自分の国の伝統的な衣装に 誇りを持っている事はとても伝わってきた。。
Sep 27, 2007
お便り 22
外国人??
Kクラスで 「外国人」という 新出単語がでてきた。
「意味がわかりますか?」と質問したら みんな「はい わかります」と答えてくれたので
確認のために 「では 質問です! 今この教室で 外国人は何人ですか?」と質問した。
正しい答えは 成田さんと私で「2人」のはずなんだけど。。
アゴイさんが手を挙げて
「 この教室に外国人はいません! 」っと答えた。
私は「え~ アゴイさんわかってない~」と思ってたら
「先生たちは 私たちの家族ですから ベナン人です。 日本人でした☆」って。
私も成田さんも じ-----------ン。。。(-_-)
お箸の使い方
Kクラスのボコさんが 箸の使い方を勉強したいと 提案してくれたので
授業で 「箸の使い方」と「~のほうが~です」の文型をすることにした。
箸を使って 豆を 右の皿から 左の皿に移していくというゲーム☆
私は 箸の持ち方が正しくないので 成田先生に持ち方を教えてもらって
トーナメント開始!
もちろん 私も参戦♪
みんな 初めて 箸を使うのに とても上手―! そして 真剣。
私も がんばって決勝まで勝ち上がった(みなさんごめんなさい…(^_^;))
相手は フンワヌさん。 なかなかの相手だ!
結果 私は本気でやったのに 1粒の差で負けてしまった・・。
クラスのみんなも フンワヌさんも大喜び~♪
「ベナン人のほうがじょうずです~!」って。
みなさん 恐れ入りました…。
記念日
「記念日」という単語を説明した後 みなさんの記念日を教えてください と言ったら
ファドヌボさんが
「マラリア記念日」と「事故記念日」を 教えてくれた。。
ファドヌボさんは とてもきれいでおっとりした女性。
話さなかったら きれいなお姉さんといった感じだけど
実は “ゴキブリ!”とか “やもり!”とか “ほくろ!”とか 小学生の男の子が
好きそうな言葉に反応が「大(だい)」 の楽しい女性 (^。^)
最近 オートバイで事故をして怪我をしたり 今も少し体の調子が悪そうで 心配だったけど 「事故記念日です~♪」と笑って言われてしまうと
私も笑っていいのかな~ なんて…(^^;)
ファドヌボさん はやく良くなってね♪
結婚したい
Jクラスで 将来の夢を「~したい」の文型で発表してもらった。
(ドーコさん)
「孤児のための 家を建てたいです!」
(ファドヌボさん)
「貧しい人を 助けたいです!」
(ガンセウンさん)
「自給自足のレストランを作りたいです!」
みんな 本当に その自分の夢の場所にいるような目で話してくれた。
すごいな~と思って聞いてたら
(ソマポさん)
「日本人の女性と結婚したいです!」って。
私は 「え~ 異義あり!!」と 言わんがばかりに
「どうしてですか~?」と いろいろと質問。
よくよく 聞いてみたら 日本人じゃなくても ナイジェリアの人でも
中国の人でも、 自分と違う文化や考え方の人と結婚したいとの事。
これは すごいな。。。
争いって 自分と他人の違いを認めることが出来ず
「自分の方が正しくて 相手の方が間違ってるんだ!」
というような 傲慢さによって起こると思うのだけど、
ソマポさんのように 相手との違いを楽しめる人ばかりだったら 世界は平和だな~♪
ソマポさん 質問攻めにしてすみませんでした。。。(..)
ちなみに ソマポさんは 只今 研修医で 立派なお医者さんの卵。
夢は “すばらしい医者になり 医者の不足しているベナンの北部の病院で人を助けること”
ソマポさんは 今 着実に その夢に向かって 進んでいます。。。
自分の言葉で。。
Jクラスでは ペアでテーマを決めて 授業の最後に 発表してもらっている。
今日の担当は ガンセウンさんと フンテンニョさん。
テーマは 「 自分たちの言葉で勉強する」
「ベナンはフランスの植民地でしたから 公用語がフランス語です。
ベナンの言葉がありますが 私たちは 6才くらいから
小学校でフランス語で勉強します。ですから とても難しいです。
もし 自分たちの言葉で勉強したら はやく分かります。
そして 表現と理解は簡単です・・。」
日本で言えば 小学生の時から 英語やフランス語(外国語)で
算数や国語を勉強するということ。。。
難しい言葉も辞書で調べて 一生懸命発表してくれた。
とてもいい発表だった。
彼らの言いたいことは もっとたくさんあったと思うけれど、まだ
その言いたいことに 日本語の力が追いついていないため(まだ学習暦1年)
きっと 彼らも とても もどかしかったと思う。
私も 日本語の勉強抜きで この話が聞きたかった。
お便り 21
そと側
「みんなの日本語29課」の新出単語 “そと側”
この単語を使って文を作ってもらった。
(シルビーさん)
「先生のバックの外側にポケットがついています」
(私)
「はい!とてもいいです!!」
(コジョさん)
「りんごの外側は赤色です!」
(みんな)
「いいえ~ 青色です!」
「いいえ~ 赤色です!」
「いいえ~青いほうが多いです!」
(ちなみに ベナンでは青いりんごをよく見かけます)
ワイワイ** ガヤガヤ***
「日本にも赤いのと青いりんごがあります」
(みんな)
「では ベナンも同じですね♪」
(私 心の中で)
あ~ うまくおさまった(^^)ホッ☆
最後に
(アダンジェポさん)
「先生の 外側は黄色です~♪」
みんな爆笑!!
私も「そっか 私って黄色なんだ~」と 改めて確認(笑)
(私)「とてもいい文です(^^)」
きっと みんなの頭の中には “外側”が ちゃんと記憶されたはず♪♪
アルバイト
Bクラスでは 「ゾマホンの本」を 簡単な日本語にして 少しずつ読んでいる。
今日は 「お昼ごはんの裏技」
おこづかいをもらうことができない時は お腹がすいても 水しか飲みませんでした。 お昼ごはんの時 お金がなかったら 駅に行って アルバイトをします。 電車のお客さんの荷物を 頭の上にのせて 運びます。そして チップをもらいます。 運がよかったら 50 CFAもらうことができます。
重い荷物を 頭の上にのせますから かみの毛が どんどん うすくなりますが これをすると お昼ごはんを 食べることができます。 ベナンの子供は 小学校3年生くらいになったら 働きます。自分でお金を稼ぎます。 「人生は甘くない!」(ゾマホンの本より)
新しい言葉を少し説明しただけで みんな 大体の内容はわかってくれた。
「みなさんも 子供のとき アルバイトをしましたか?」と質問したら、
コジョさんが 「はい、私もバセ(頭の上に物を載せて売ること)をしました! でも今は もう髪の毛は 生えてきましたよ~。」と頭のてっぺんを見せてくれた(笑)
コジョさんは 「バス停で バセをしていて、100 CFA(20円)もらったら 1週間食べることができました。」と教えてくれた。
聞くと ほとんどの学習者が バセをしたことがあります。という答えだった。
その時は きっととても大変だったと思うけど 今は 自分の子供時代をふりかえるように なつかしそうな顔で話してくれた。
コジョさんとポヌさんが 「先生 人生はほんとうに甘くないです」と、、。
いつも明るく愉快なみんなの中に強さを感じた。。。アゴスさん
今日は みんなの日本語30課の宿題で 『自分の部屋を説明する』を 前で発表してもらった。
黒板に自分の部屋の見取り図を書きながら説明してくれる人もいた♪
みんなお互いの部屋に興味深々で質問もたくさん☆
なかには
「どうして ベットがその位置なの? こちらのほうがいいんじゃない?」とか
「どうして 1人なのにダブルベットなの?」とか 「鏡がないのはおかしい」とか
質問されたほうも 「ん~… どうしてダブルサイズなんだろう・・・。」 となってしまう(笑)
そして 最後の発表は アゴスさん。
アゴスさんはとても 控えめな人で いつも後ろのほうに座って 授業を受けている。
でも 今日のアゴスさんは ちがった・・。
ひと通り 自分の部屋を説明してくれたので
私が「はい、アゴスさん とても良かったです!ありがとうございました」と言ったら
アゴスさんが「いいえ まだ 終わりません」と。
私も「あっ すみません」 となって アゴスさんの部屋の説明が続いた。
「本棚に本がならべてあります。/壁に写真が掛けてあります。/机の上に・・」(止まらない~。)
え~ アゴスさんって こんなに話す人だったんだ。 もうすぐ クラスを始めて1年経とうとしてるのに 全然知らなかった・・。
いつも 意見を聞いても あまり反応が返ってこなかったけど こういう事は得意だったんだ・・!
この時期になって 気づいたことに反省・・。
今日は アゴスさんの顔が とてもはつらつとして見えた。
ひとりひとりを もっと見てこなければいけなかったな・・。
「黒人がアパートを借りること」
授業の終わりに 「ゾマホンの本」から抜粋して みんなで少し読んだ。
今日は「黒人がアパートを借りること」
ゾマホンさんが 日本に来てアパートを借りるとき アフリカ人だからという理由で なかなアパートを貸してもらえなかった という内容。
少し残念な話しなので 私もあまり取り上げたくなかったけれど、実際にこういうことがあって ゾマホンさんはこう感じたと言うのを知ることは大切だと思って、読むことにした。
みんなの反応は「なぜ? 理由がわかりません・・? どうしてアフリカはダメですか?」
私は 今では すっかりベナンでの生活を楽しんでいるけれど ここに来る前は アフリカのイメージは “ 病気がたくさん” “貧しい人がたくさん” “治安が悪い”だった。。
なぜ こんなイメージが自分の中にできあがったんだろう・・。
みんなに
「私もここに来る前は アフリカのイメージは このようでした。でも ベナンに来てみて それが間違いだったことが わかりました。」
と話したら、 みんな少し残念そうだったが、生徒代表のコジョさんが
「ですから 先生は日本に帰ったら ここ(ベナン)のことを 友達や日本人に話してください。それを聞いたら 本当のことがわかります。そして 日本人がたくさんベナンに来ます! 私たちは たくさん友達になります☆」
って言ってくれた。
私も そう思う。ここ(ベナン)に来る前の私のようなイメージを持っている人に ぜひ ベナンに来て欲しい。 そして実際にみんなと接して よき友人となってほしい。
おかげさま
ジャパンハウスで大切にしていることば『おかげさま』。
ゾマホンさんも この言葉が大好き。
ここの学習者のみなさんは 「おげんきですか?」と尋ねると かならず「はい おかげさまで とても元気です!」と応えてくれる。
今日はKクラスで 「おかげで」の文を作った。
「ゾマホンさんの おかげで 私たちは日本語を勉強します☆」
「先生たちの おかげで 」「IFEのおかげで」 「日本人のおかげで」 「家族のおかげで」「かみさまのおかげで」 などなど たくさん感謝の文を作ってくれた。
やっぱり いい言葉だな♪
フォン語で「おかげで」を教えてもらった。
「ミウツ ンド ガンジガンジ」(みなさんのおかげで 私は とても元気です!)
いつも 自分の周りの人たちに 感謝しながら生きていきたい。。。
日本人っぽい
私がパスポート再発行のために ガーナに行っている間 成田さんにクラスをお願いした。
みんなも とても喜んでいた。
ガーナから帰ってきて Kクラスで漢字の復習をした。
成田さんにお願いしてあったプリントを少し復習しながら いつものペースでやっていたら
ダミさんが「先生 速いです。成田先生はもっと ゆっくりしました。」と。
私も「えっ すみません。そうですか・・ じゃ もっとゆっくりします・・」
とは言ったものの 今まで面と向かって そういうことを言われたことがなくて 少しドキッとした。
私のそれ以上に なんだか周りのみんなのほうが 気を使っているような気まずい空気が・・・(笑)
ゲデメさん(みんなのお母さん)は 「そんなこと言っちゃダメ!」って小声で注意してくれてるし、ガンセウンさんは 私に「先生 速くないです、大丈夫です!」って言ってくれるし。。。
なんだか それがまた申し訳なくて…。
でも この気の使い方 なんだか日本人みたい♪
こういうことって なかなか言ってくれる人はいない。。
「これでいい!」なんて思ってちゃダメだな と反省した。




