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Nov 05, 2006

いじめと本

人には何冊か人生の生き方を左右する「バイブルの本」がある。

読書嫌いの僕にでもそんな本はある。

『トットちゃんとトットちゃんたち』(講談社)

高校時代、大学の推薦入試が終わって、皆より一足先に受験勉強を終えた僕は

珍しく剣道場に足を運ばす、学校の図書館で本を読んでいた。

そこで見つけたのがその本。

あれから10年がたったいまでもその衝撃を覚えている。

本のなかに「アフリカの子供たちは自殺をしません。でも日本の子供たちは自殺をします。」

という内容の文があった。

たしかに栄養失調のアフリカの子供たちや、内戦で傷ついた子供たちが映像に流れていても、そこに何か必死に生きようとするたくましさを感じる。

一方でいまの日本人、特に子供たちは、いじめを苦に自殺する。最近は連日そのニュースばかり。

一体、人間にとって豊かさとはなんだろうか・・・

このまえ、ある教育関係者に「ベナンでは先生のいうことは絶対で、みんなちゃんと先生のいうことを聞くんですよ。」と話すと、「先生が絶対って、やっぱり教育が遅れているね。」といわれた。

ちょっと、ちょっと。(パクっていませんのであしからず)

ベナンの子供たちは自殺しないよ。いじめもしないよ。いじめがみつかったら学校から追い出されるから。

「学級崩壊」「いじめ」「自殺」がある日本とそれがないアフリカの学校。

はたして、一方的に「ベナンの教育は遅れている。」といえるのか。日本はそこから学ぶことはないのか・・・

僕は言いたい。マスメディアも連日「自殺」のニュースを話題にするのはやめてもらいたい。いま、いじめにあっている子供たちがそれをみたら「その結論」に急ぐから。

そして、もし今、いじめられている人がいたら分かって欲しい。世界にはあなたを必要としている、友達になりたいと思っている人が沢山いると。よかったら今後一緒にベナンにいこう。

そしていじめをしている人がいたら知って欲しい。きっとこれからの世界、あなたのような人が仲間はずれにされると。

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