Dec 17, 2006
12月17日
クリスマスとアフリカ
そろそろクリスマス。すっかり街もクリスマスモード。
この時期クリスマスプレゼントは何を贈ろうかと悩んでいる人も多いかもしれない。
ちなみにバラをプレゼントする人はいるだろうか。
そんなあなたが買うバラはケニア産かもしれない。
現在ケニアは日本に対してバラをたくさん輸出しているのだ。もちろん生花である。
ケニアで栽培されるバラ。ケニアの人々は日本人にそんな幸せをプレゼントしてくれているのだ。
今年はバラにそんな思いをはせつつ、大切な人にバラをプレゼントしてみてはどうだろうか。
製薬とアフリカ
コンゴ民主共和国では「アスピリン」がとれる樹木がたくさん生い茂っている。
「アスピリン」といえば日本でも頭痛薬や解熱薬に入っている原材料だ。
アスピリンがとれるアフリカではただの頭痛薬も飲めないで苦しんでいる人がいる。
先進国では薬局に行けば薬が簡単に手にはいる。
その原因を考えないと本当のアフリカの問題は分からないのではないだろうか。
HIVとアフリカ
先日ベナンから来た農業研修生にこんな話を聞いた。
数年前、アメリカはアフリカ全大陸で、アメリカ企業のコンドームの販売権をベナンに要求してきたらしい。ようするにアメリカは自国の会社のコンドームを他国のコンドームより優先的にアフリカ全大陸に売るよう要求してきたのだ。
だがそのアメリカの要求にベナンの前大統領は反対をしたらしい。南アフリカのムベク大統領もHIV問題に関しては強く反対していた。反対の影にはそのようなコンドームの市場問題があったのだろう。
HIV・・・それは確かに問題だ。だが撲滅運動の影ではコンドームの市場争いがあるのだ。世の中はなんとも・・・・
(この件に関してはこれからも事実を詳細に調査していきたいと思います。)
グローバル化と日本
12月17日午前1時55分。
いまNHKを見ながらこのコラムを書いている。
テレビに映し出されている映像は「干ばつに苦しむ子供たち」と題してケニアの様子が映し出されている。天災が原因で子供たちは苦しんでいるらしい。コメンテータももっともらしいことを言っている。ため息がでる「またか」。
飢餓の原因は本当に干ばつなのか・・・
学校給食にでる食べ物にもアフリカから来るものがある。
外食産業も。チョコレートもアフリカから届く。
我々はそれがアフリカから届いたものとはしらず口にしていることが多い。
アフリカは決して食べるものに疲弊している大陸ではない。
ただ大きい大陸なので干ばつもあるかもしれない。
私が言いたいのは、干ばつだけが原因で飢餓が起こっているわけではないという事実だ。
飢餓になる原因の一つにグローバリズムというシステムの中で、先進国の食の犠牲になっている(もちろん我々日本人もそれを享受している)という事実も知っておかなければ、
飢餓の問題はなくならないだろう。
日本の歴史
過去に日本はアメリカやイギリス・ロシアなどから不平等な条約を結ばされてきた歴史がある。
それ対して日本は日清戦争・日露戦争・第一次世界大戦で平等な関係に高めてきた。
簡単に言えば戦争で不平等な関係を対等な関係にしてきたといっていい。
そして現代を見てみる。いわゆる途上国で紛争が起きるのは、テロが起きるのは
過去の日本と同じような歴史を繰り返しているに過ぎないのではないかと思う。
平等ではない国際関係が再び戦争を起きすのではないだろうか。
国際化と日本
日本は面白い。
国際化を生きるために小学校から英語を教えている。
でも一方で高校では世界史の未履修が問題になっている。
国際化を生きるためにはどちらも非常に大切だと思う。
ゾマホンは言う。本当の国際人になりたければまず自国の歴史を学ぶこと。
そして相手の国を知ろうとすること。
IFEの活動
私がIFEの活動に携わって分かってきたことは先進国とはいわゆる途上国の上に成り立ってきたということだ。私はIFEの活動を携わる上でこんな思いがある。
- ベナン人にとっては日本に留学できるようなシステムを作り上げること。
- 日本人にとっては本当のグローバル化とは何かを知ってもらうこと。
国際化・グローバル化と大きく考えると難しいが、私は幸いベナンと日本という国の関係を見てきて、グローバル化といわれる大きなシステムの縮図をこの二国間で垣間見ることができた。
なぜ貧困が起こるのか。なぜ飢餓が起こるのか。なぜ紛争が起こるのか。なぜHIVが広まり続けるのか。
その答えはいままで私が知ってきたものとは違って、もっと自分たちの身近にあったのだ。
それをどのように分かりやすく伝えていけるか・・・それが課題だ。
最近のゾマホン.com
最近、このHPに動画が入った。(≫日本語教師の窓)
皆さまご覧いただけましたでしょうか。
ちなみにベナンはインターネット事情があまりよくない。
インターネットはプリペイドカードを購入してつなぐようになっている。
プリペイドカードは2枚で5000CFA(日本円にして約1,000円)
1枚120分使えるものだが、実際は120分ももたないものが多い。
そんなネット環境で動画のファイルを送るとあっという間にプリペイドが切れてしまう。
先生方は自分たちのお金でカードを購入し、現地からの最新の写真や動画などを届けてくれる。ネット環境が大変な中、すこしでも現地の様子を知ってもらいたいという気持ちで送ってくれるので、大変ありがたい。
(ちなみに今回出演している生徒は日本の英語教育でいえば高校1年生レベル。 また日本語が聞ける環境は週二回の日本語の先生の授業に限られる。)
NPOも楽じゃない
師走・・・本当にすばらしい表現だ。
私は師ではないが、気がつけば走り回っている。
12月にはいってからのIFEの仕事は格段に忙しかった。
ゾマホンの忙しさは別物だが、私も忙しかった。
ちなみにNPO法人IFEは専属のスタッフはおらず、みんな現在のところ
ボランティアである。ようするに人件費や事務所代がまだ払えない小さな団体なのだ。
もちろんこのHPを作ってくれている人もボランティアだ。
将来的には専属のスタッフがいないと大変だと思っている。
私の場合は、普段は派遣社員として一般の企業に勤めている。
なぜ派遣かといえば、IFEの仕事が忙しいと、時には仕事を休まなくてはならず、
また普段は仕事が終わった後にゾマホンと仕事をするから、
なるべく残業がない仕事をしなければならない。
12月は山形大学で講演会があった。平日だったので、仕事を休んでの仕事(?)だった。
もちろん次の日は仕事に行かないと生活が大変なので、日帰りでいった。
アパートについたのが、深夜1時。それから今日行ってきた講演会の書類の整理をしたり、
現地から何か緊急な連絡が入ってないか、メールなどを確認したら、もう三時・・・
あ~あと三時間寝られる・・
そしてその週末にゾマホンがベナンで仕事があるので、日本にいない間の仕事の引き継ぎ。
結局、山形大学から帰ってきて3日間は殆ど眠られなかった。
「派遣の仕事⇒IFEの仕事」しかもIFEは都内に事務所がないので、ゾマホンの仕事先の近くで落ち合って、どこかでご飯を食べながら打ち合わせをしたり、とにかく移動が多い。
ゾマホンの仕事の引き継ぎのほか、日々のお金の計算、今度日本に留学する学生の履歴書作成、次回日本語教師派遣の助成金の申請書、HPの原稿作成、年賀状作成、アフリカの勉強・・・大変である・・・
それでIFEから給料をいただいていないが、ちゃんと各種税金は納めなくてはいけない。そのお金があれば・・・と思ったりもするが、それは現在の制度を遵守しなければいけない。
ここで言いたいのは、単なるグチではなく、NPOというのは一生懸命やろうとすると本当に大変である。私のもとにも色々な方から「何かできることありますか。」という問い合わせも多い。
「何かできることありますか。」という質問にたいしての答えが一番悩む。
また「ゾマホンはタレントだから知名度もあるしお金あるんだよね。」と軽々しく言われたりする。
まあ表面上は笑顔で応対するが、心の中では泣いている。。
最初からそんな楽なものはない。でも私が一生懸命できるのは、現地の日本語学校で
しっかり日本語教育が行われ、ほかの日本語学校にも引けをとらいない、
心意気のある日本語教師と勤勉なベナン人学習者がいることだ。
最後にこのHPを更新してくれているスタッフ。石田さん・山瀬さん・小野寺さん・原さんというスタッフに恵まれ、ここまでやってこられたことに改めて感謝したい。
そしてこのIFEをささえてくださる会員さんをはじめ多くの方にも改めて感謝したい。
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