立教女学院 日本―ベナン共和国 ホームステイ報告書 Wilfrieda Soton
ベナン共和国の中学校では、 日本について学ぶことはほんの少ししかありません。 ですから、個人的には、日本という国は 十分な原材料も無いのに経済的に成功した、大変不思議な国だなあと思いました。
初めてラジオや"LA NATION"という新聞で、日本は東京の立教女学院が 18歳から20歳までのベナンの女の子2名に 奨学金を提供するという話を聞きました。
奨学金の為の試験はベナン全国規模で行われ、たくさんの女の子達がテストを受けました。
最終的に、私はその試験に合格したという知らせを財団IFEからもらいました。 財団IFEは、ベナン共和国で ゾマホン・ルフィン氏が代表を努めるNGO組織です。
私は合格の知らせを非常に嬉しく思いました。 ベナンのような開発途上国の人たちにとって、先進国、特に日本のような国で勉強する機会があるなどと言うことは全く考えられないことだからです。
私達2人は 9月23日に 東京成田空港に降り立ちました。
以下に、私が日本で見たり聞いたりした事について意見を述べたいと思います。
日本に来ることは 私にとって夢のようなことでした。 日本のビザをもらうことは 「天国」へ行くことよりも難しい。 日本へ留学する為には、日本人の保証人も必要ですし、たくさんのお金も必要です。 私のうちはそんなに金持ちではありませんから、日本への往復航空券を買うのも大変です。 でも私の家族は、そのお金を9月までに工面してくれました。 そういうわけで、私は9月23日に東京に着くことが出来たのです。
日本では、特に空港で思ったのですが、どこもかしこも綺麗でした。
私のホスト・ファミリーのタニヤマさんは大変親切な人で、立派な車で千葉の家まで連れて行って下さいました。
どこへ行っても美しいところばかりです。 大きな、そしてすごく大きなビルがたくさんあります。 通りにはゴミなどありません。 それが私が来たコトヌー市とは 大きな違いです。
日本の人々:
成田空港では、残念ながら、入国管理の役人の人たちは 私たちに優しくはありませんでした。 2〜3時間も足止めされてしまったのです。 結局、役人の人たちはアフリカの国、ことにベナン共和国のような国を知らなかったのだと思いました。 けれども、私が今まで出会った日本の人たちは、誰一人として成田空港の役人のような人は居ませんでした。 日本の人たちは、本当にたいへん素敵で優しい人たちです。
路上でたまたま会った人たちや、買い物の時に会った人たちさえも、とても親切でした。
ホスト・ファミリーだったタニヤマさん、トダさん、イマムラさん、シロヤさんの家族は言うまでもありません。 とってもすごく素敵な人たちでした。
学校の友達はみんな素晴らしい友達でした。 私たちを好きになってくれて、かわいがってくれて、助けてくれて、英語ばかりじゃなくて、日本の文化のこともいろいろ教えてくれました。 ホームステイの家庭では、友達は箸を使った食べ方や、日本語の話し方などいろいろと教えてくれました。 学校では、私の先生たちばかりではなく、立教女学院の全てのスタッフの人たちも私に親切で、私は今でも幸せに感じています。
大学の学長と小川先生は 私達にとっては「救世主」のような方でした。
私のホスト・ファミリーも 小川先生と同じように 本当に私の「救世主」でした。
日本の人たちの挨拶の仕方は、アフリカの人たちがするのと同じような挨拶の仕方のように思いました。 ベナンでは、伝統的なアフリカ式の挨拶をします。 ベナンの多くの場所で、おじぎをし、ひざまづいてお互いに挨拶をします。 だから日本の人たちの挨拶に似ているのです。
日本語には、ベナンの言葉に似た音のものがあります、例えば:
日本語 : イク = 行く・逝く
ベナン語: イク = 死ぬこと
日本についてもっとたくさん知りたいことがありますが、およそ2ヶ月で日本の現実をよく知るには短すぎます。 特に、日本が何故こんなに経済的にも技術的にも世界的に力強い国になったのか知りたいのです。
日本の女性たちは学校で勉強が出来たり、基本的な教育が無料で、幸せだと思います。
ベナンでは、小学校教育であっても授業料を払わなくてはいけません。 教育はどんな国の開発においても大変重要なことです。 私の国ベナンは、日本のように教育を重視しなくてはなりません。
それが、私が立教女学院で分かったことです。
立教女学院、 ありがとうございました。
タニヤマさんのご家族の皆さん、ありがとうございました。
タダさんのご家族の皆さん、ありがとうございました。
イナムラさんのご家族の皆さん、ありがとうございました。
シロヤさんのご家族の皆さん、ありがとうございました。
立教女学院のスタッフの皆さん、ありがとうございました。
立教女学院の先生方、ありがとうございました。
特に 小川先生、ありがとうございました。
そして最後に、ベナン共和国・コトヌー市でジャパン・ハウスを運営している財団IFEのゾマホン・ルフィン様に 特別の感謝を申し上げます。
皆様に神のご加護がありますように
ウィルフリーダ ソトン
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