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 036  ベナンの飲み物〜ビサップ〜


ビサップ(ハイビスカス)のビン詰め 330mlで約40円


ミネラルウォーターで作ったビサップ。ウマイ!


100g入りで約20円!


ビサップ工場 加熱殺菌用オーブン

<ベナンの飲み物 ビサップの紹介>

このビサップという飲み物は、ビサップと呼ばれる花(ハイビスカス サドダリファ)
の花の部分を乾燥させ、これを水に浸して、濃い赤ワイン色のジュースを造ります。

西アフリカのセネガルで最も人気のある飲み物ですが、ここベナンでも 庶民の飲み物
として一般的です。 市場では、この乾燥したビサップを袋入りなどにして売っています。
(100g入りで約20円)。又、物売りさんたちがビサップのジュースをビニール袋に入れ、
冷凍にしたり、冷やしたりして売っています。

このビサップは、日本でもハイビスカス・ジュースや ハイビスカス・ティー(ハーブ
・ティー)、それにハイビスカス・ジャムなどとして販売されているようですが、まだ 
一般的ではないようです。

ある資料によりますと、 これはハイビスカスでも、食用の「ローゼル」という品種だ
そうで、ビタミンC、各種ミネラル(特にカリウム)、天然の有機酸(クエン酸など)、そして
アントシアニン系の色素などが豊富に含まれてるとされています。
これらの成分は、新陳代謝を高め「疲労回復」にいいのだそうで、豊富に含まれる
カリウムは、利尿効果もあり、「むくみ」を解消する効果もあるとか。 さらには
「眼精疲労」「便秘」「肌荒れ」などにも効果があると言いますから、現代人には
なかなかよさそうな飲み物です。

ベナンで初めてというビサップジュースのビン入りを飲ませていただき、「こりゃ美味
い」と言うことで、製造元を尋ねたところ、「たけし日本語学校」の生徒さんの一人が製
造・販売していると言うので、見学に行ってきました。

瓶入りビサップ・ジュースの製造工程はおおよそ以下のようなものでした:
1. ベナン北部で栽培され乾燥されたビサップを仕入れる。
2. 乾燥されたビサップを水で洗浄する。
3. 水を釜で煮沸する。
4. 火を落としたお湯の釜に、洗浄したビサップを入れる。
5. 3時間ほどビサップの成分を抽出する。
6. フィルターでビサップ液をこし取る。
7. 砂糖などを加え甘みを調整する。
8. 瓶詰め。
9. お湯の釜、あるいはオーブンにて 加熱殺菌。
10. ビンにラベルを貼る
11. 箱詰めして出荷。

日本語学校の生徒さんで ここの経営者であるセポン氏は、今後是非とも
缶入りのビサップを製造して国内・外でたくさん売れるようにしていきたい
との夢を持っているのだそうです。
その為にも、まずは 缶詰にするための小型の製造装置を日本あたりから購入できない
かと考えているそうです。

将来、日本で ベナン印の缶入りビサップ・ジュースが販売される日が来ると嬉しい
ですね。 

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