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日本語教師の窓

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お便り 51 - 6月後半 - 山下先生編 最終回

山下先生 編

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6月16日(火)「やっぱりうっかり八兵衛」

今朝は明日のトーゴ旅行のビザの手続きのためにトーゴ大使館へ。行く前に秘書代理のボサさんからパスポートを出すように言われ、彼に渡しました。いざ出発!道路のあちこちに水たまり。車が水たまりの中で止まらないか心配でしたが何とかクリア。10分ほどでトーゴ大使館へ。守衛らしくない守衛が扉を開け、中に通されました。小さいですがこぎれいな建物。最初の部屋は少し広めでソファーとテーブルが置かれていました。壁にはトーゴ大統領とベナン大統領の写真とトーゴの地図。ベナンの地図はもう見慣れましたが、トーゴだけの地図を見るのはこれが始めて。「へえ、こんな形してるんだ。変な形」と勝手なことを思いながら、ボサさんが書類を書いているのを見ていました。先程渡した私のパスポートを見ながら書いていますが、私の顔写真がどう見ても若い。よーく見てみると、パスポートに小さい穴がたくさん開いています。「あ〜あ、やっちゃった」実はベナンに来る直前にパスポートを更新したんですが、ただ何となく「無くしたりしたときに何かの役に立つかなあ」と思い、古いパスポートも持ってきていたのでした。そんなことすら忘れて最初に目に付いたパスポートを確認もせずボサさんに渡してしまったんですね。慌ててイレネさんとジャパンハウスに引き返し、何とか無事に手続きを済ませることができましたが…最近ほんとうに「うっかり」が多いんです。

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お便り 50 - 6月前半

山下先生 編

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6月1日(月)「近くて遠い裏の長屋」

裏の長屋ジャパンハウスの裏には廃墟の長屋があるんですが、その隣には人が住んでいる長屋がありま す。屋上でいつものように佇んでいたら、裏から子供たちの声が。見にいくと子供たちが「ヨボ、ヨボ」と手を振ります。こちらも手を振りあいさつしていた ら、彼ら歌を歌ってくれました。とてもよかったので拍手したら、今度は歌だけではなく踊りも披露してくれました。とても上手なのでまた拍手。何曲か踊って くれて、「フィニ(フランス語で「終わり」)」

距離にすれば数メートルなんですが、彼らのうちに行くにはぐる〜っと回って5分くらいの距離。「近くて遠い」裏の長屋の子供たち、なかなか遊ぶ機会がありませんが、今度遊びに行くね!

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お便り 49 - 5月後半

山下先生 編

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5月16日(土)「どうしちゃったんだろう」

ジャパンハウス前の建設現場今年の2月に始まったジャパンハウス前の建築工事。先月は遅いなりにも進んでいたんですが、今月に入って工事がストップしている様子。ちょくちょく写真をお送りしていますが、ご覧のとおりの有様です。どうしちゃったんだろう、と鬼頭先生と話していて、2人の結論は「お金の支払の問題じゃないの」この先どんな建物ができるのかとても楽しみなんですが、どうやら鬼頭先生の帰国までには完成しそうもありません。もしかして、私が帰国する予定の来年6月までに完成しなかったりして。

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お便り 48 - 5月前半

山下先生 編

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5月1日(金)「今日は何の休み?」

ジャパンハウス前の建設現場今朝も毎週金曜日のお楽しみ、近所のパン工房にパンを買いに行きました。店のおばちゃんに「ミナミペンウエ(パンを2つください)」とたどたどしいフォン語で話すと、にこにこ笑いながらパンを2つ売ってくれました。今日も屋上で佇みながらパンを頬張りました。1つ食べて、もう1つは昼食用に。

今日は両替をしたかったので100ユーロ札2枚財布に入れ、10時にジャパンハウスを出て買い物に。出かける前にベロちゃんが「今日ウィダ(ジャパンハウスから車で約1時間半のところにあるビーチ。私たちは去年の大晦日に行きました)へ行きます」と言いましたが、今日はトス先生と先月の月次報告のためのミーティングをする約束をしていたので「ベロちゃん、今日はトスさんが来ますからダメです」と言い断りました。どうしてもっと早く言わないの?

ジャパンハウスを出てまず鬼頭先生を迎えにスタジアムへ行きましたが、その道すがら、多くの店が休んでいることに気付きました。スタジアムで鬼頭先生と合流、まずスタジアム近くのコピー屋へ。今日はコピー機の調子も良く、スムーズに終わりました。その後鬼頭先生が「トルネード(隣町フィファジのスーパー)に行きます」と言った後、ベロちゃん「今日は休みです」鬼頭先生が「どうして?」と聞くと、「フェット(feteフランス語で祝日のこと)です」何の祝日かと思っていたら寺嶋さんが「メーデーです」私と鬼頭先生は「あ〜そうか」

そんなわけで、ガンヒの街も郵便局や銀行、大きい商店もほとんど休みで閑散としていました。郵便局(私書箱)は開いていて、郵便物をpickしてからサンドイッチ屋へ行くとこちらも休み。久々にパン屋兼スーパーマーケットへ行きました。私は朝買ったパンがあるので何も買わず、鬼頭先生と寺嶋さんは昼食用にパンを買い、その後は立ち寄るところも無くそのままジャパンハウスへ戻ってきました。

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お便り 47 - 4月後半

山下先生 編

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4月16日(木)「国歌」

今朝は4時ごろ雨音で目が覚めました。すぐに激しい雷雨になりました。部屋の窓を閉めトイレに行くと、風も強まり窓から雨が吹き込んでいました。もう一度ベッドに横になり8時ごろ起床。洗濯したかったんですが曇っていたので止めました。

11時ごろ屋上に上がり日記を書いていると、下からフランコとアマリ(隣の長屋の子供たちです)が呼ぶので下に降りていきました。ジャパンハウスにある日本の国旗を指し何か言っています。ベナンの国旗を指しベナンの国歌を歌い始めたので、「たぶん日本の国歌を教えてほしいんだなあ」と思い、「君が代」を歌いました。後からノートを持ってきて歌詞を書いてほしいというので書いてあげました。逆にベナンの国歌を教えてくれというと、ノートに書いて歌ってくれました。でもなかなか覚えられないんだよなあ。

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お便り 46 - 4月前半

山下先生 編

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4月1日(水)「年度初め」

気がつけば4月。早いものです。きのうゾマホンさんも日本に戻り、いつもののんびりしたジャパンハウスです。

日本で長いことサラリーマンをしていたので、年度初めに何かしなければ気が済まなくなってしまったようで、だからといって特にすることはないんですが、無理やり何かしなくては… と考えたとき「そうだ、床屋行こう!」

ちょうど朝食の準備も遅れていたので、朝食前に出かけました。1人で。これまではドライバーのフィルメンさんについてきてもらっていたんですが、どうせ坊主なんだから床屋の兄ちゃんの頭を指差せばわかるだろう、と思ったんです。

床屋までの道のりは徒歩3分。少しドキドキしながら店をのぞくと、誰もいませんでした。床屋の兄ちゃん、私を覚えてくれていたみたいで(この床屋に来る 「ヨボ(白人)」なんて私ぐらいでしょうから)、座って鏡越しに目配せすると何も言わずにバリカンを私の頭に押し付けました。20分ほどで「坊主頭、1丁 上がり」

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お便り 45 - 3月後半

山下先生 編

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3月16日(月)「ジャパンハウス前の建築現場」

ジャパンハウス前の建設現場2月13日から始まったジャパンハウス前の工事、何を作るのか未だにわかりませんが今日ものんびり作業しています♪1ヶ月程が過ぎ、基礎と周囲の壁はほぼ 出来た?様子。時々古いタイプのダンプカーが砂や土を置いていきます。日本だったらもっと早いんだろうなあ、なんて思いながら今日も屋上から眺めていまし た。いったい出来るのはいつになることやら…

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お便り 44 - 3月前半

山下先生 編

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3月1日(日)「井上さん、お気をつけて」

今日は2月25日にベナンに来られてベナン国内を精力的に回られた井上さんが帰国する日。今日もベナン北部から19時半ごろジャパンハウスに戻ってこられ ました。今日の夜はOPクラスでしたが、19時50分に切り上げ。クラスの皆さんには申し訳ありませんでしたが、教室は井上さんの記者会見場に早変わり。 会見後少し休まれてから空港へ。私たちもお見送りに行きました。

井上さんは今回2度目のベナン滞在。今回の滞在はかなりハードスケジュールだったようですが、前回はもっとハードだったそうです。本当に頭が下がります。

22時半、手を振り最後のあいさつ。「井上さん、お気をつけて!」

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お便り 43 - 2月後半

山下先生 編

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2月15日(日)「長い1日が終わって…」

毎週日曜日は1週間で一番長い1日。そんな1日が終わり疲れた体を癒してくれるものはないかと思っていたとき目に留まったDVD… それは「天才たけしの 元気がでるTV」 何年ぐらい前にやっていたテレビ番組でしょうか。なつかしさと、私が大好きな高田純次さんが出演していたのを思い出し早速見ました。た けしさんはじめ出演者が皆若く、「へえー、このひとはこんなだったんだあ」と思いながら懐かしく見ていましたが、高田さんはそんなに変わっていませんでし た。常々高田さんの頭の回転の速さに感心し、「私も高田さんのようになりたい」と思いつつそれは叶わないことですが、

久々に腹の底から笑うことができました。

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お便り 42 - 2月前半

山下先生 編

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2月1日(日)「ホテル ルワンダ」

今日もいつもの日曜日同様、朝から夜までクラスが続き、最後のOPクラスが終わった後はくたくた。夕食を食べた後リビングでボーッとNHKを見ていまし た。気がつけば午前0時少し前。疲れていたので普通であれば「もう寝るか」というところですが、どういうわけか今日は「まだ寝たくない!」と思いDVDを 物色し始めました。そのとき目に付いたのが「ホテル ルワンダ」でした。このDVDは前任の成田先生が帰国する前に鬼頭先生、私の3人で見たことがあり、 とても印象に残っていました。

この映画はアフリカ中東部の内陸国ルワンダで1994年に起きた内戦を舞台に、ホテルの支配人の男性が家族や多くの人々を救ったというス トーリー。この映画がルワンダ内戦をどれだけ正確に描いているかはわかりませんが、アフリカにおける部族間の問題については考えさせられました。興味があ る方は是非見てみてください。

この映画をアフリカで見ると本当にリアリティーが感じられます。それと同時にここは何て平和なんだろう、とも思いました。

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