
お便り の記事一覧
2009年10月1日(木)巡る季節
10月になりました。そしてここベナンでは、10月になった途端に季節が変わりました。
具体的にどのように変わったかと言うと、ただ単純に9月よりも暑くなりました、ということです。
日本のように、春になったら桜が咲いて、夏になったら蝉と夕立ち、秋になったら紅葉で、冬になったら雪景色、というようなわかりやすい変化はあまりありませんが、でも太陽の日差しは確実に強くなりました。日中外に出ると、日差しで肌が痛いくらいです。
日本の学校は、季節の変わり目に先生が児童や生徒に注意をしますよね。「寒くなってきましたから風邪をひかないように気をつけて下さい」とか、「暑くなってきましたが、冷たいものばかり食べすぎないようにしましょう」とか。そういう先生の言葉も、生徒が季節の変化を実感する重要な要素のひとつなんだと思います。
で、日本ほどわかりやすい季節の変化がないベナンでは、学校の先生は児童生徒にどんな注意をするのかな、と私はいつも考えてしまいます。例えば、「雨期が終わってこれから蚊が増えてきますから、マラリアに注意しましょう」とか?全く想像できません・・。
日本はそろそろ紅葉の季節でしょうか。小中学校の時に先生から受けた「季節の変わり目に際しての注意」が、非常に懐かしく感じる今日この頃です。
藤波
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2009年9月18日(金)寺嶋農園の収穫祭
9月も半ばにさしかかり、日本はもう少しで「収穫の秋」というところでしょうか。ジャパンハウスでは今日、収穫の秋を迎えました。
以前このブログで紹介した、寺嶋さんの畑(花壇の片隅)のとうもろこしが実をつけ、今日、その収穫作業が行われました。収穫したとうもろこしは4本。今日は、その4本のとうもろこしを茹でて、みんなでいただきました。味はもちろん最高。甘味が強くて、粒に張りがある、まさに日本のとうもろこしでした。
ベナンでは、とうもろこしは主食のひとつです。とうもろこしを乾燥させて粉にしたものをお湯や水に入れて食べたり、とうもろこしを餅のようにして(ウォ・ギ)、野菜や魚のソースをかけて食べたりします。私達も、ジャパンハウスでとうもろこし料理をいつも食べています。しかし、日本人のように、とうもろこしをそのままかじる、ということはあまりベナンではないようです。それだけに、毎日のようにとうもろこしを食べているにもかかわらず、「久々のとうもろこしだ~」という感じで、とても新鮮でした。
所変われば調理法も食べ方も変わります。ベナン人にとって、とうもろこしは「加工して食べるもの」なのです。日本の夏祭りで売られる、焼きトウモロコシのうまさをベナン人は知らないのか、と思うと、ちょっとかわいそうな気もしますね。
藤波
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2009年9月3日(木)夜。ガサガサ。何!? 蟹です。
昨夜、ドライバーのイレネーさんが蟹を捕まえました。場所はたけし日本語学校の教室。大人の手のひらくらいはある、大きい蟹でした。日本語を習い始めたばかりのイレネーさんは今朝、覚えたての日本語でその時の状況を説明してくれました。今日のタイトルがそれです。さらにイレネーさんはフランス語でうまそうだと言って喜んでいました。
で、今日の昼、本当にその蟹をみんなで食べました。どこから来た蟹なのでしょうか。ジャパンハウスの近くにある、ゴミだらけの沼から来た可能性も捨てきれません。でも、ゴミだらけの沼から来た蟹だろうが何だろうが、うまいものは仕方がないので、私もベナン人と一緒にいただきました。おいしかったです。
しかし、教室に蟹がいるというのも驚きですが、それを捕まえて食べてしまうというのも、なかなかできない経験ですね。ワイルドです、ベナンは。
藤波
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2009年8月16日(日)今が見ごろ
最近ベナンは雲が多いお天気です、と以前書きましたが、今日はそんな雲の多いお天気の楽しみ方を皆さんにお教えしましょう。
ずばり、雲を見ます。これ、意外と楽しいし晴れ晴れとした気分になります。
ベナンの雲はなかなか美しい形をしています。特に夕方の雲。よく雲をみて、「○○みたいな形」と言いますが、ベナンの夕方の雲を見て、その形から何かを連想するのはちょっと難しいかもしれません。あまり小さい塊で雲が浮かんでいることがないような気がします。そのかわり、ベナンの雲には様々な模様があります。例えば鱗雲のような雲とか、あとは筋雲(?)のような雲が多いです。日本の秋の空のようです。でも日本の秋の空よりバリエーションに富んでいるような気がします。例えばきれいに割れた腹筋みたいな雲とか、ちょっと密度が濃い鱗雲とか、いろいろあります。それらの雲が夕日と織りなすハーモニーは、とにかく「美しい」の一言。夕日に照らされた腹筋雲は、影の濃淡がついて非常に美しいです。どうしても気になる方は実際に見に来て下さい。今の季節特有の現象なのかはわかりませんが、とにかく、今ベナンの雲は見ごろです。
藤波
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2009年8月1日(土)独立記念日
今日はベナンの独立記念日です。1960年のこの日、ベナンはフランスから独立しました。独立から50年近くが経ちましたが、今だにベナンはフランスの影響を受け続けています。
とはいえ、独立は独立。というわけで、毎年この日はベナン国内のどこかで、大統領も参加しての盛大なパレードが行われます。パレードが行われる場所は毎年違って、今年は西部のLocosaという町です行われました。コトヌーから車で2時間半ほどの距離にあります。
ゾマホンさんのおかげで、立派な席でパレードを見物することができました。
パレードを見て一番に感じたこと、それは、「なんて軍事色の強いパレードなんだ・・・」ということ。次々に登場する、警察や陸軍、海軍、空軍、何種類もの特殊部隊の隊員、そして戦車に装甲車・・・。国力を示すためにはやはり軍事力なのでしょうか。ここでパレードをしている軍や部隊が、どれほどの能力でどれほどの活動をしているのかはわかりませんが、とにかく種類は多かった。最後に、少しだけ民族衣装を着た人々や少林寺拳法のデモンストレーションや、アフリカの楽器も登場しましたが、「軍事色が濃いパレード」というイメージは消えませんでした。
パレードの後には、盛大な食事会にも参加せていただき、さらには大統領や大臣の方々と握手までしてしまいました。とにかく、いろんな意味でいい経験ができた一日でした。
藤波
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2009年7月16日(木)バリカンのある風景
ベナンに到着して半月が過ぎました。そろそろ髪も伸びてきたし、石鹸代と水道代節約のためにも、散発するか、ということになりました。IFEスタッフの寺嶋君と山下先生と私の3人で近所の床屋へ。中に入ると、幅が2m近くはあろうかという立派な鏡、その前に置かれた事務用の回転イスひとつ。鏡の前の棚置かれているのは櫛とハサミ。ちなみにハサミはいわゆる文房具のハサミ。そして、棚に打ち付けられた釘にかけられているのは5台のバリカン達。なかなか見ごたえのある景色です。
ベナンの男性はだいたい坊主頭。だから床屋もバリカンが主流なのでしょう。しかし問題はやはり「髪の質」。日本人とベナン人の髪の質は明らかに違います。私の髪は特に柔らかい方なので、かなり床屋のお兄さんも苦労している様子。でもとにかく一生懸命。ある程度まで刈り終えると、お兄さんは後ろで待っていた山下先生に「これでいいか」という顔で確認を求めます。「ここが長いよ」と指さしにてアドバイスを授ける山下先生。「なるほど」という顔のお兄さん。でもやっぱりうまく短くできない。なんとか坊主頭になるまで刈ってもらい、ジャパンハンスに帰って頭を洗ってみると、やはり仕上がりはバラバラ。頭の真中部分は比較的短くなっているが、側頭部は少し長め。わかりやすく言うと、落ち武者のようなヘアスタイル。非常に斬新。しかし斬新過ぎるのが少し心配。とりあえず、お兄さんは一生懸命やってくれたのでよしとします。値段も500CF(100円くらい)と格安。次回もあの床屋に行きたいと思います。そして、髪の毛の流れの逆からバリカンを入れる方法を教えてみたいと思います。
藤波
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2009年7月1日(水)はじめの一歩
午前2時、ついに到着しました、ベナン共和国!
右足で記念すべき第一歩目。
飛行機から眺めたベナンの夜景は、暗い街の中に、白とオレンジ色の光が控えめに点々と光っていて、とてもきれいでした。
飛行機を降りると、山下先生、寺嶋さん、日本語学校の生徒の皆さん、それに所さん寄贈のスクールバスが出迎えて下さいました。日本とベナンの国歌、ケツメイシの「涙」、ダンスと、次々続くおもてなし。本当にありがとうございました。
私のベナン生活は、上々のスタートです。
最後に自己紹介。
今日から、ベナン共和国の「たけし日本語学校」に日本語教師として赴任しました、藤波と申します。26歳、男、職業・日本語教師、です。
ベナンでの生活を通して感じたことを少しずつ書いていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
藤波
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6月16日(火)「やっぱりうっかり八兵衛」
今朝は明日のトーゴ旅行のビザの手続きのためにトーゴ大使館へ。行く前に秘書代理のボサさんからパスポートを出すように言われ、彼に渡しました。いざ出発!道路のあちこちに水たまり。車が水たまりの中で止まらないか心配でしたが何とかクリア。10分ほどでトーゴ大使館へ。守衛らしくない守衛が扉を開け、中に通されました。小さいですがこぎれいな建物。最初の部屋は少し広めでソファーとテーブルが置かれていました。壁にはトーゴ大統領とベナン大統領の写真とトーゴの地図。ベナンの地図はもう見慣れましたが、トーゴだけの地図を見るのはこれが始めて。「へえ、こんな形してるんだ。変な形」と勝手なことを思いながら、ボサさんが書類を書いているのを見ていました。先程渡した私のパスポートを見ながら書いていますが、私の顔写真がどう見ても若い。よーく見てみると、パスポートに小さい穴がたくさん開いています。「あ〜あ、やっちゃった」実はベナンに来る直前にパスポートを更新したんですが、ただ何となく「無くしたりしたときに何かの役に立つかなあ」と思い、古いパスポートも持ってきていたのでした。そんなことすら忘れて最初に目に付いたパスポートを確認もせずボサさんに渡してしまったんですね。慌ててイレネさんとジャパンハウスに引き返し、何とか無事に手続きを済ませることができましたが…最近ほんとうに「うっかり」が多いんです。
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6月1日(月)「近くて遠い裏の長屋」
ジャパンハウスの裏には廃墟の長屋があるんですが、その隣には人が住んでいる長屋がありま す。屋上でいつものように佇んでいたら、裏から子供たちの声が。見にいくと子供たちが「ヨボ、ヨボ」と手を振ります。こちらも手を振りあいさつしていた ら、彼ら歌を歌ってくれました。とてもよかったので拍手したら、今度は歌だけではなく踊りも披露してくれました。とても上手なのでまた拍手。何曲か踊って くれて、「フィニ(フランス語で「終わり」)」
距離にすれば数メートルなんですが、彼らのうちに行くにはぐる〜っと回って5分くらいの距離。「近くて遠い」裏の長屋の子供たち、なかなか遊ぶ機会がありませんが、今度遊びに行くね!
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5月16日(土)「どうしちゃったんだろう」
今年の2月に始まったジャパンハウス前の建築工事。先月は遅いなりにも進んでいたんですが、今月に入って工事がストップしている様子。ちょくちょく写真をお送りしていますが、ご覧のとおりの有様です。どうしちゃったんだろう、と鬼頭先生と話していて、2人の結論は「お金の支払の問題じゃないの」この先どんな建物ができるのかとても楽しみなんですが、どうやら鬼頭先生の帰国までには完成しそうもありません。もしかして、私が帰国する予定の来年6月までに完成しなかったりして。
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